レインボーストーブを暖かくしたい
トヨトミレインボーストーブに関するメモ
一応「テント内でのストーブ使用は推奨されていません」と書いておきます
※テント内で使うときは換気してます。
※一酸化炭素警報器も吊るしてます。
トヨトミ クラシック CL-250(A)
家でも使うからと相方が買った石油ストーブ。
色はインクブルー。落ち着いた感じの紺色かな。
大きさも中身もレインボーストーブと同じ。
レインボーにはならず赤い光(オレンジ色かな)で部屋を灯す感じ。
製品仕様
●畳数目安:コンクリート(集合):~9畳まで(15.0m2)、木造(戸建):7畳まで(11.5m2)
●暖房出力:2.50kW~1.25kW
●乾電池別売:単2(4本必要)
●タンク:4.9L
●寸法(置台を含む):高さ×幅×奥行き(mm):480X388X388
●質量:約6.2Kg
使用感
思っていたよりストーブ底面が大きかったが、車の後部座席の足元にギリギリ置けてホッとした。ランタン風の傘が付いたタイプだと無理だった。
ほどよくコンパクトなサイズ、落ち着いた外観、周りを赤く照らす感じがとてもいい。
でも、ぶっちゃけあまり暖かくない。
レインボーストーブのガラス筒の内部は底面に燃焼部分があるだけの空洞で、反射式ストーブのような燃焼筒が無い。
ほぼすべての熱気がガラス筒内を素通りし天板脇の穴から出てくる感じ。
手をかざしてもストーブの上端周辺の空間は暖かいけど、ガラス面周辺は全く暖かくない。
部屋で長時間点けっぱなしにしておくと次第に暖かくなってくるが、テント内で使ってみたらかすかに暖かさを感じる程度のままだった。
対策その1「サーキュレーター作戦」
ネットで調べるまでもなく、自分でも必要だと思ったサーキュレーターの設置。
とにかく上に逃げる熱気をテント内の自分たちのいるスペースに送らないと話にならない。
とりあえずコレは必要と思って安い充電式ファンを1つ買ってみた。
クリップでも固定できるし、風量もあるので使えそう。
ワンポールテントを使っているので、熱気が天井のベンチレーションから逃げないように中央ポールの上の方に、椅子やテーブルを置くスペースに向けてセットした。
とりあえず居住空間が少し暖かくなった気はした。
対策その2「反射式ストーブに改造作戦」
ネットで「レインボーストーブ 改造」で検索してみたらヒットした記事
まとめると
- 高さ13cm x 長さ36.5〜37cmのステンレスのメッシュ板を円筒形に丸めてホチキスで留めたものをガラス筒内にセット(円筒形のサイズは高さ約13cm・直径は約11cm)
- 横幅250〜300mm、縦幅140mm〜170mm程度の0.3mm厚のステンレス板を反射板としてセット
たいした加工も必要無いし、改造といっても作ったものを置くだけなので、やってみる価値はある。
とりあえずステンメッシュ板の30×40cmを買って、上に記事に書いてあったように高さ13cmの円筒形になるように20×13cm×2枚に切って、ホッチキスでつなぎ合わせる。
ストーブにセットしたら普通に2等分して高さ15cmの円筒形でもよかった感じ。
点火したらガラス面の周辺がすぐ暖かくなったので効果の違いはすぐに分かった。側面が温かいのは嬉しい。
でも子供のころ家にあった反射式ストーブの暖かさとは比べ物にならない。暖かいけど手を近づけても熱くはない。
ちなみに、ずっと出力を最高にしても黒い煙は発生しなかった。また、自分は円筒形のステンメッシュが焼けて真っ赤になると想像してたけど色の変化は無い。
反射板も用意したけど、側面部は周囲が心配になるほど熱くはならず、2人で対面に座ってストーブに当たることもあるので使う事は無かった。
ストーブの傍は暖かくなり、扇風機で上に逃げる暖気を居住スペースに送り込んだので以前より暖かくなったと思う。テント内に入ると暖かく感じた。
ただし、そもそもストーブの出力が低いので暑いくらいに暖かくなることは無い。
外気温が低かった(夕方でマイナス5度)のもあってテント内の温度は10度以下、夜になるとさらに外気温が下がったせいか2~3度くらいまで下がっていった。
でも、ストーブのそばなら寒さをしのげたので個人的には及第点。
これでいいやって感じ。
おまけ「グローストーブ化作戦」
こんなのも見つけたけど、ここまでするなら反射式ストーブに買い替えるかな。